この記事ではオーストラリアに7年住んだ筆者が歯の大切さと
日本の歯医者がいかに素晴らしいかを書いています。
- 歯医者が苦手な方
- 歯磨きがめんどくさい方
- 海外に行く予定の方
上記に当てはまる方と、海外の歯医者事情を知ってみたい方は
是非最後までご覧ください。
※ここでは私が経験した事とその際に調べた情報を紹介しているだけなので詳しい説明や金額に関しては実際に医師にお尋ねください。
あなたが知らない歯の価値とは?
みなさんは歯一本の資産価値をご存知でしょうか?
立場や国によって思う価値は変わるのですがざっとこんな金額です。
・一般の方が思う一本の歯の価値は35万円
・歯科医師の方が思う一本の歯の価値は104万円
・アメリカの一般の方が思う一本の歯の価値は500万円
アメリカ500万円って!?
アメリカの方の歯についての健康意識が非常に高いことが伺えます。
日本では実際に、事故などの賠償の際80万〜100万円出ているという事例があるみたいなので
歯科医師の方の104万円は妥当な金額と言えそうです。
それに比べ一般の方の35万円は低すぎるかもしれませんね、、、
ちなみに私はオーストラリアでの苦い経験から、歯の大切さはヒシヒシと感じております。
筆者がこれまでに使った総額
私は中学校ぐらいまでは歯磨きが大嫌いで、その結果かなりの虫歯に蝕まれました(早口言葉みたい)
おかげで銀歯にお世話になっておりますが、そこから歯を大事にしなければと気づき今では歯磨き大好き人間になりました。
しかしなった虫歯は元には戻せない、、、後悔‼️
それからしばらくは定期検診のみで、親知らずが悪さをしているようでしたが、特に問題はなかったので放置しておりました。
そしてその後海外に移住することになり色々調べた結果、海外の治療費はえぐいという事だったので
渡航前に治療できるものは治療しておこうというわけで親知らずの治療に踏みきったのですが、
何と上下で4本全てありました!神様ありがとう!
しかもそのうちの2本は生え方が特殊だったため、散々な目にあいました。
詳細は長くなるので割愛しますが
それでも治療費はかなり安かったのを覚えています(かなり前で詳しい金額忘れました)
しかーし!無事に全ての治療を終え、移住をしてからオーストラリアで私が使った金額は、
筆者がオーストラリア生活7年間で歯医者に使った総額
$4,695.-(オーストラリアドル )
日本円に換算すると(AUD$1.00=JPY¥97.85で計算)
¥459,452.-(日本円)
奇跡の40万円越えです。
今までのレシートを引っ張り出して計算したのでほぼほぼ正確な数字です。むしろもっといってます。
ちなみにこの金額は保険適用後の金額です。
なぜそうなったのか?
もうね、こっちが聞きたい。
銀行口座を見るたびに
ってぐらいお金が減ってます。
この記事を読んでいる人はきっとこう思っていることでしょう。
どうせ今までちゃんとケアしてこなかったんでしょ
はい!ちょっと待った!
私はオーストラリア渡航の1年前には全治療を完璧に終えていました。(実際は完璧に終えたと思っていただけ。後述)
見事に4本生えていた親知らずも全て抜歯済みで歯磨きも毎日かかさずやっています(たまに酔っ払って寝落ちした時はカウントに入れてません)。
もうこれで二度と歯医者にお世話になるまい!と思っていましたがなかなか人生甘くはない。。。
ではなぜそうなったのか。
この金額の70%は
Root Canal Treatmentという治療の金額です。
あれ?金額合わなくね?
それもそのはず、
私、根幹治療2回しました。
大事なとこなのでもう一回言います
私、根幹治療2回しました。
本来であれば1回目の治療の時に被せ物の金額が追加で$1500.-(12万円ぐらい)かかる所でした。
がそれは流石に無理となりたまたま数ヶ月後に日本に帰る予定だったので日本に帰国した際にかかりつけの歯医者で被せ物(よく見る銀歯のやつ)ゲットしました。
詳しい金額は覚えていませんが多分数千円でしたね。
治療しましたと書きましたが実は2回目はまだ治療中です。なのできっと追加で被せ物代を払う羽目になります。
というかこっちで被せ物をゲットします。もう腹をくくりました。理由は後述します。
根幹治療とは何か?
ここで根幹治療ってそもそもなんやねん。という方の為に簡単に説明します。
歯の根の管をきれいにする治療です。😜
要は何かしらの要因で炎症などが起きた場合に歯の根っこにある管をキレイにして治そうよ!って事ですね。
私の場合は感染症にかかったため根幹治療をする羽目になりました。
1回目の際ドクターに原因を聞きましたがはっきりとした答えはもらえず、、、
ホント急に痛みに襲われて2〜3日ぐらいの格闘の末耐えきれず歯医者に駆け込みました。もう人生で上位に食い込む痛み。
2回目に関しては日本で治療済みのところが再発しました。
これに関してはドクター曰く日本で治療した際にちゃんと治療されていなかったとの事。恐らくしっかりした設備が整っていないところだったからちゃんと治療出来なかったのだろうだそうです。
全然関係ありませんがこの先生は説明もわかりやすくて治療も全く痛みもなく進めてくれてめちゃめちゃ良い先生でしたね。
ありがとうございましたDr.アン😭
(1回目の時のドクターはめっちゃめちゃ口開けさすからもうあごが床に落ちるかと思った本気で。)
余談ですが歯の根幹は人によって数が違うらしく通常2本か3本で、レアケースの場合4本あるそうです。
ちなみに私は4本でした。😳
Dr.アンにこの治療は
と言われました。
日本の歯医者は安い?
ここまで散々オーストラリアで治療を受けると高額だ!という話をしてきましたが、やはり
日本の歯医者は安い!
日本の保険診療は最強です。
ただ、高度な根幹治療やホワイトニングなどの自由診療の治療を受けると
日本でもオーストラリアと同様に高額になります
この2つについてざっとまとめると
保険診療
- 保険適用内
- 使う器具が限られる
- その為成功率は自由診療に比べ低い
- 安い
自由診療
- 保険適用外
- 保険では使えない機器を使用可能
- その為成功率が保険診療に比べ高い
- 高額
オーストラリアの健康保険では基本的に歯医者はカバーされません。(追加で払えばカバーされるそうですが、金額的にはしれてます)
筆者に関しては一時滞在者扱いで、オーストラリアの国民健康保険には入れないのでプライベートの保険+エクストラカバー(根幹治療含む)に入っています。
しかし適用されるのが加入から1年後で最初の治療の際はエクストラのカバーの適用期間前だったので適用されず、2回目に関しては適用されました。
ただ、返金額に関しては治療費の10%程。
というわけでオーストラリアの歯医者=日本の自由診療と同じという事なので高額だけどしっかりとした設備の中でしっかりとした治療を受けれたという事ですね。
そして私が日本で受けていた根幹治療は保険診療だった故に完全には治療できていなかったと言うことになります。(相当無知だったので日本で根幹治療をしていたことすら知らず今回の治療の際にドクターに言われて知りました、笑)
さてここでなぜ私がオーストラリアで被せ物(クラウン)をすることに決めたかという話です
クラウンに関しても上記で述べた理由と一緒で日本でちゃんとしたものをつけようと思うと保険適用外になるのでそれなりの金額を払わなければいけないと言うことです。
勘違いの無いように説明しておきますが、クラウンに関しては保険適用できるものが質の悪いものでは無いと言うことです。しかしそれぞれにメリットとデメリットがあります。
ここからは私の感じた完全なる主観です。そして保険適用外のクラウンに関しては金額も素材も色々と種類があるみたいなので、ここでは誤った情報を避ける為に説明していません。
私が日本でゲットしたクラウン(銀歯の被せ物)は保険適用内のものだったので安かったですね〜。
日本で治療してくださった先生もこれで十分だと。
オーストラリアのドクター曰く日本の被せ物はクオリティが高いとおっしゃっておりました。
ただデメリットとして上がるのがオンリー銀色チョイスだということ。
これが今回オーストラリアで被せ物をしようと決めた一番の理由、まだ治療途中でそこまで話が行っていないので素材が選べるのかなどの詳細はわかりませんが金額は上記で述べた金額ぐらいだとの事。
まあコロナ禍じゃなく日本に帰れる予定があればもしかしたら銀歯さんで済ましていたかもしれませんが、色々考えた末自分の体に投資をすると思って奮発することにしました。
まとめ
長々と色々書きましたが要は
歯は大事にしましょう
という事です。
筆者は中学に上がるまで歯磨きが大嫌いで嫌々やっていましたが中学のある時を境に狂ったように歯磨きをするようになりました(恋と治療🥴)
しかしそれまでのめんどくさがりが祟って虫歯や今回の根幹治療のに至る原因になったと思いもっとちゃんと歯磨きはしておくべきだったとすごく後悔しています。
これは私が心から感じている事ですが、歯は投資する価値のあるものです。私は長年手を出さなかった電動歯ブラシもゲットしました(それに関してはまたレビューを書ければと思っています)
雑記
私の親戚に料理の上手なおじさんがいて親戚が集まるときにはそのおじさんが毎回豪華な料理を振る舞ってくれていたんですが、彼はどうやら歯磨きをあまりしていなかったらしく久々に会った時には総入れ歯になっていて、奥さん曰く入れ歯になってから味覚が完全に変わって何も美味しく感じなくなってしまい食事をあまりとらなくなってしまったそうです。
実際に私が会った時には激痩せしてしまってましたね。
以上、歯は大事だなと感じたエピソードでした。
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